今日は梅雨の中休みでしたので、朝からディフェンダーのメンテナンス
日と決めて、以前から気になっていたリアウインドウ取り付け部の修繕
を行いました。
通常、クルマのウインドウガラスははボディとの間にパッキンを介して
固定されています。
しかし、ディフェンダーのリアウインドウだけは、リアボディにコーキング
剤を使って、固定されているのです。
このため、発売から13年が経過したこのクルマは、この部分は必ず
といっていいほど、メンテナンスされておらず、コーキングが劣化して
はがれたり、痩せてきているものが目立ちます。
ウインドウ上部もコーキングに亀裂が入り始めています。
そこで、今回も使う道具は前回の雨漏れ対策で使ったのと同様に、
住宅用のコーキング剤を溝に充填して、雨水の浸入を防止します。
手順ですが、まずマスキングテープをウインドウガラス側とボディ側
の双方に貼っていきます。
マスキングテープを貼り終えたら、コーキング剤(セメダインの
バスコーキング剤 380円くらい)を注入していきます。
つぎに人差し指でコーキングをみぞの奥まで押しつけるように入れ
ていきます。
ウインドウ下側も同様にコーキング剤注入→手べらで溝に押し込む
ように注入していきます。
なお、ノーマル車ではスペアタイアがリアのドアに取り付けられている
ので、作業が難しければ、スペアタイヤを取り外して作業しましょう。
とくに角のアールのある部分は指でコーキング剤が均一になるよう
手加減ならぬ指加減をしていくのがポイントです。
ぐるっと一周分にコーキング剤が充填できたら、しばし乾燥するまで
待ちます。
小一時間もすればだんだん固まってきますが、待ち切れなければ
マスキングテープをゆっくりはがしていきましょう。
これで、リアウインドウのコーキングをし直すことで、雨漏れの心配
がまたひとつなくなりました。
ディフェンダー90を購入するには、基本は中古車を探すことになり
ますが、リアのウインドウについては、コーキング剤の状況がどう
なっているか確認しておきましょう。