いやー、いまはツイッターが昨年の流行語になるくらいで、猫も杓子も
やってるって感じでマスコミに紹介されてますね。
私というと、気が向いたときにぼつぼつとつぶやいております。
しかし、このツイッター、ユーザー数ではアメリカに遠く及ばない
ものの、つぶやきの数では大国になっているようなのです。
2010年4月ニールセン最新調査によると、
日本のユニークユーザー数は本国アメリカ(1,932万人)に負けて
いるものの、つぶやき数比率では、日本が勝っているのです。
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ユーザー数は1000万人弱と、アメリカの2分の1なのに、一人
あたり2倍以上つぶやいていることになります。
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このツイッターの流行が今もって「?」なんですが、
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140文字の気軽に書けて、ゆるやかな情報発信ツールという
のが受けたのでしょうか?
それとも、「mixi疲れ」と呼ばれるようなSNSでの濃い付合いに
疲れたひとが飛びついたのでしょうか?
私って、根性がひねくれているのか、こんなデータを見ると、
突っ込みを入れたくなるのです。
このつぶやき数ですが、
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つぶやいている内容をみないと、どんなことになっているのか
わからないような気がします。
企業の販促で使っているとか、ボットがどんどん情報を吐き出し
ているのかもしれませんからね。
そして、約1000万人というユーザーについても、
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実際、「アクティブなユーザー」がどれだけいるのかというのも
気になります。
少なくとも、私のまわりではアカウントはもっているけど、使って
いないというひとがけっこういます。
私の肌感覚として、そんなに流行ってはいないように思います。
そこで、ネットで探し出した米国のツイッター統計記事からみて
みると、(統計:RJMetrics社)
ツイッターのユーザー像としては、
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アクティブなユーザーは全体の20%
40%のユーザーは、登録しただけで一回も投稿していない。
また80%のユーザーは、10回も投稿したことがない。
25%のユーザーはフォローしてくれている人が0人。
82%のユーザーは100人以下からしかフォローされていない。
ということは、現状では5人に4人、もしくはそれ以上は、
アカウント取ってちょっと試して止めてしまうようです。
日本がそのまま当てはまるわけではありませんが、傾向として
は読めるのではないでしょうか。
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新規ユーザーを多く獲得していても、使わないユーザーを量産して
いるんじゃ、「流行っている」っていえないのでは?
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