思えばちょっとした不注意で大雨でぬかるんだ農道脇の側溝に飲み込まれたわがディフェンダー110。これがそのときの状況です。
この日から4か月もの月日を経て、ディフェンダーが帰還してきました。
損傷というと、重いディフェンダーを支える状態で、左後部が凹んでしまいました。とはいえ、ずるずる滑って後退しながらゆっくり傾いたこと、側溝周りに雑草が生い茂っていたので、醜いキズにはなってはいませんでした。
そのまま、味わいのあるオフロード車として、乗ろうとお思えば乗れないこともなかったのですが、やはり保険があるので直すことにしました。
ふつうのクルマなら、叩きだしのパテ塗板金で直すところですが、ディフェンダーのボディはアルミを使っているため、叩きだしではなく、ここら一帯のパーツを一式交換することになりました。
これは賢明な判断と思いますが、パーツ交換となった部品が国内欠品で本国生産待ち。そこにコロナ禍で工場稼働が遅れて「生産待ち」のステータスが出ているとのこと。
このためすべてのパーツが入って来るまで、実に3か月以上掛かりました。
さらには、ここのパーツを取り替えるには、ルーフからドア、床まで分解の大仕事になってしまうそうで、修理にも3週間かかりました。
そんなこんなで直って帰ってきたディフェンダーです。もともと塗装の状態が酷かっただけに、ピカピカの新品になっていました。これには思わず笑みがこぼれました。
さて、今回はすべてを車両保険でまかなうことができましたが、軽自動車が新品で買えるくらいの金額が掛かっていると聞いて、正直、自費では直せませんよ。
繰り返しますが、当方のブログをご覧のディフェンダー乗りさん、保険は目一杯掛けておかれることを強くおすすめします。
さて、これから4か月分の自主メンテナンスやカスタマイズをじっくりやっていこうと思っております。