あなたは『麒麟』にきてほしいですか?

どこかの国の政府のやることといったら、どいつもこいつも悪いことしても、何のお咎めも無し。この国はいったいどうなってるんだという暗澹とした気分になっています。

さて、話しは変わりますが、久しぶりにNHKの大河ドラマ麒麟がくる』を見始めています。

私のなかでは、明智光秀は裏切り者といったイメージが強く、光秀を演じる長谷川博己のさわやかイメージを持ってしてもタイトルの『麒麟』(よきもの)にはぜんぜんつながっていません。

そもそも『麒麟』ってなんぞや。

麒麟』とは、中国神話に現れる伝説上の霊獣のことです。
時は春秋戦国時代。戦乱の時代のある日に孔子は『麒麟』を見たんだそうです。麒麟は平和な時代に現れるものだと思っていた孔子は、これは何かの意味があるものと察します。

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自分は世を平和にするために尽力してきたが、つまるところ、それらは意味がなかったのではないかと。それから活動することをやめてしまい、数年後に亡くなってしまったと言われています。

織田信長の生きてきた戦国時代と現在のどこぞの首相をみるに、なにか圧倒的な力を持って自分の思いどおりに世を収めようとする時代には、麒麟がやってきて世の中の流れてくれるのでしょうか。

そんな架空な話しであっても、いまの世の中を変えほしいと願ってしまうのは私だけでしょうか?