ディフェンダー110のグローランプ不点灯での点検作業について

車検後、トラブルが続くわがディフェンダー110です。

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燃料ポンプとスレーブシリンダーの交換修理を終え、もうこれからは穏やかな日々が送れると思っていたら、またもや次のトラブルが現れました。

今回のトラブルは、始動時にグローランプとエンジンランプが点かなくという現象です。またエンジンが始動しない事態となりかなり狼狽しました。
とにかく、グロープラグが点灯しない限り、エンジンは始動しません。

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しばし途方に暮れたのち、キーを回すとグローランプとエンジンチェックランプが点灯し、何の問題もなかったようにエンジンが掛かるようになりました。

給油ポンプの故障ではなかったのか・・・、はたまた複合トラブルなのか・・・。
売店で相談してみたところ、一度試してみてほしいと言われた内容がこちら。

1.運転席下のボックス内にあるグローリレーの接点点検
2.ECUの接続ハーネスの接点洗浄(インジェクターハーネスからのオイル侵入)
3.ヒューズボックスのヒューズの接点点検

経年劣化による接点不良により、電流の流れが悪くなるため、動作が不安定になっているのではというものではないかとのこと。
たしかにグローリレーはありそうですし、リレーの先はECUなのでありそうな話しです。私の車両の場合、オイルまみれになっていたのは左側の赤いハーネスです。
私の車両はオイル漏れの対策はしてあるものの、ハーネス上に侵入したオイルは出きるまでしょうがないらしいのです。ならばと左側のケーブルに帯状に切ったウェスを絡ませてオイルが侵入してきても、ウェスで吸収させるように対策を施しました。

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毛細血管現象からケーブルを伝ってオイルが染み込み、端子がオイルまみれです。

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そんなもんでECU側もオイルまみれになっているので、ひとまず洗浄して接点復活スプレーで回復を期待します。

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つぎはグローリレーの接触不良の点検です。こちらのリレーは引っ張ると抜けるので一度抜いたうえで、接点が白濁していたらやすりで磨いて接点復活スプレーします。
受け側は接触する端子を細いキリとかでリレーとの当たりが出るように膨らませます。f:id:defender110:20191225043736j:plain

続いてフロント下のフューズボックスのカバーを外して出てきたヒューズを一つ一つ目視点検し、これまた接点復活スプレーしていきます。該当でないヒューズもありますが、全部接触不良をみておくと安心ですね。

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これを行ったのちですが、現在のところ同じ症状は発生していません。うまくいったかどうかはもう少し経過をみる必要があります。