ホイールのガリ傷補修をぼちぼちやっています

昨年末にホイール修復の教材にしようと悠長なことを考えて落札してしまったボーベットのホイールですが、クロカン走行で4本ともリム回りに酷いガリ傷があり、パテと道具を買ってぼちぼち修復作業を行っています。

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さて、最初の問題は、パテをどれにするかでした。ネットで事例のあるホルツのアルミパテがよさそうですが、これだけ派手に削れていると何本も必要となるし、2液性のはめんどくさそうなので、同じホルツのメタルパテに決めました。

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盛ったパテを研磨する紙ヤスリも必要になりますが、そもそも傷がいっぱいあるので時間短縮には電動サンダーがよさそうだと、ホームセンターで探したところ、ブラックアンドデッカー社のマウスサンダーがアイロンのような形状で小回りが利きそうなこと。それにマキタ、日立より価格が安い(4,980円)のが決め手として買ってみました。

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これらの道具に加え、手持ちのリューターで傷のバリをとり、脱脂したところでパテをヘラで塗り込みます。工程写真を撮っていないのでわかりずらいことと思いますが、メタルパテとマウスサンダーの選択はいまのところ大正解です。

まずメタルパテは1液なのでチューブから出してすぐ使用できること。これはパテを初めて使ってわかったことですが、冬場の寒い時期とはいえ、パテはすぐに硬化が始まるので手早く塗り込んでいかないとならず、必要なだけチューブから出して塗るほうがやりやすいこと。また、このメタルパテは硬化して研磨するとメタルのような質感になります。

また、マウスサンダーは100V仕様なのでパワーがあり、場所がアールのある狭い場所なので、アイロン形状の先端部分と両脇部分(MOUSEのロゴ部分)を使って研磨していきます。
紙ヤスリはマジックテープで取り付けますが、番手240番で外周部分を研磨しますが、手作業でやってるよりも時間短縮になり、使い込んで摩耗したら先端部分だけサンドペーパーを取り替えられる仕様なので、たいへん便利です。もっとも最後は紙ヤスリで表面のデコボコを指でなぞりながら手作業で修正することは必要です。

寒くてあまり長く外作業はできないし、パテ硬化に時間がかかること。また、パテ修正ですが、整形するのに何度も塗っては削りを繰り返す必要があり、塗装段階に行くまでかなり長期戦になりそうです。