売れてるコンビニと(きっと)売れてないコンビニの差はこれですね

よく立ち寄るセブンイレブンの入口の看板に、2号店オープンの告知がされていました。このお店、商品管理がしっかりしてなあと感心していたので、売れているお店は違うなあと納得したのです。

そこで朝の店舗の様子をこっそり撮ってみました(すいません)。来店したのは8時40分くらいですが、どの棚にも欠品はなく、棚の奥まで商品がしっかり補充されています。 お客様のニーズに合わせて商品を吟味して新製品のポップは付いているし、話題の商品は来店者によく見える棚の端で展開しています。

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いちばん、店の管理レベルがわかるのがパン売場です。写真は撮れませんでしたが、お客さんがけっこう入っているのでパンは減っているものもあるけど、品切れにはなっていません。たぶん、売れ筋のパンは発注量を増やして欠品にならないようにしているのでしょう。

さて、続いてホットコーヒーを買いに立ち寄ったセブンイレブンです。さほど時間は変わらない時刻ですが、店舗に入った瞬間、店のなかが、やけにだだっ広く感じました。なんでだろう?と店内を回って見ると、わかりました。ぱっと見はいっしょに見えるかもしれませんが・・・。

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在庫が1袋のみで補充されていませんので、朝バイトさんが整理しただけでしょう。しかも商品のアイテム数も少ないです。

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この棚では欠品がいくつもあります。コンビニなんていっぱいあるんだからこんな店で買いたくないですよね。たぶん、店のオペレーションに問題があって、商品発注と補充がうまく行われておらず、客が減って売り上げが低迷。そうなると資金繰りの関係で仕入れが思うようにいかないので商品数を絞っての、典型的な負のスパイラルになっているのでしょう。

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案の定、パン売り場で棚が多く空いて(欠品して)いました。そもそも商売人として失格ですね。

同じ系列のコンビニだから、商品は同じでブランド力があったとしても、オペレーションの差でこれだけ差が出てくるわけです。売り上げもずいぶん開いていることでしょう。たぶんこの店、閉店するんじゃないかな。近くに高校があって需要がありそうなのにもったいないことです。