私のディフェンダーは2003年式なのでフルアルミボディです。フルアルミだからさびないと思っていると、落とし穴があり、ディフェンダーのボディは鉄の骨組み(フレーム)にアルミの板を張った構造なので、ドア下部の鉄の骨組みがぼろぼろになっている中古車をみることがあります。
私のディフェンダーもごたぶんに漏れず、鉄の骨組みの腐食に加え、写真のようにアルミボディが腐食して膨れ上がってきています。
ボディだけでなく、ウインドウの窓枠まで腐食で浮き上がり、塗料が剥げています。
酸やアルカリに弱いアルミニウムは、腐食すると白い粉を吹いたような状態になります。上の画像でも塗膜が剥がれて白い粉が見えています。この白い粉の正体は、水酸化アルミニウムとのこと。
これらの浮き上がった腐食は塗装ごとスクレーパーで取り除いて、アルミを磨いたうえ再塗装ということになりますが、問題はアルミを磨いても、腐食の進行度合いで表面がデコボコになっていて、そのまま元通りにならないことが多く、さらにDIY塗装なのでそもそも表面処理がうまくいかないという難易度の高さなのです。
目立たないところでトライアルしてみたものの、でこぼこの処理が難しく塗装跡が逆に汚くなって
しまいました。
このまま腐食を広げるわけにもいかないので、どう対処すべきか思案中です。