昨年のGWに偶然借りることのできた耕作地で、私の菜園ライフが
スタートしました。
借りる費用は30㎡で年額1万円でした。これを高いとみるのかそれ
なりと見るかですが、市民農園とか農業クラブで借りると1年から2
年限りで2万円とかするので、まあ許容範囲かと借り受けました。
そもそも期限のない借り受け耕作地は、高齢とか病気にでもならない
限りなかなか出てきませんし、求めて探し回って見つかるかもわから
ないものです。
初の夏野菜が最盛期を迎えたころ、縁あってとなりの自治会で運営して
いる畑を1区画(約32㎡)年2,000円で借りることになりました。
なぜこんなに安いのかというと、そのむかし地主さんから土地を借り
る際、雑草を生やしていると行政からペナルティを取られることから、
きちんと耕作することでタダで貸し出してもらえたのだそうです。
しかし、楽しい耕作も元気なうちはいいが、息子も娘も畑仕事をやら
ないし、耕作者の入替えをしてこなかったので、同じ町内会で畑を
やろうという人がいなくなってしまった。
さらには、町内活動自体が年寄り活動と化したいま、高齢による耕作
終了となった耕作地がでる事態になっているようです。
しかも、これではまずいと、一般に貸し出したところ、大きな小屋を
作ったり、鳩の飼育場所にしたりと大問題に発展した事例も出てくる
始末。
そんな事情から、貸そうにも貸せない、隠れた空き耕作地が存在する
ことがわかりました。事実、だれも耕作してなさそうな場所が少なく
とも私の知りうる範囲では、けっこう見当たります。
だから、どこにも耕作できる場所がないとお嘆きのみなさま、まじめに
耕作してくれそうな人なら、格安で貸してもらえる可能性は十分ある
ようですよ。勇気を出して耕作しているおじさんに声掛けてみましょう。
そんなこんなでもう1区画、合計64㎡を借りることになった私はという
と、最初借りた耕作地は1年いっぱいで辞めることにしました。