NHK巨大災害 地震列島 見えてきた新たなリスクへの感想

真田丸のあと、NHKスペシャル巨大災害MEGA

DISASTERⅡを観ました。

巨大地震から5年、膨大なデータによって、地震

の“常識”をくつがえすような新たな脅威が次々と

浮かび上がっているそうです。

東北沿岸では、巨大地震で沈下していた陸地が数十

センチも隆起する一方、沖合の海底ではプレートの

複雑な動きが捉えられ始めた。

どうもマントルの動きで説明できそうだということで、

大地の反発で大地震が発生したのち、ふたたび

伸びた大地の底にマントルが入り込むことで土地の

隆起が起きており、それによって新たなひずみが

発生していることで、それが近い将来、また大きな

地震に結び付くのではないかと理解しました。

それ以上に恐怖を覚えたのが、後半の大陸プレート

というのは実は一枚岩ではなく、小さなプレートの

集合帯だという説なのです。

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GPSでのひずみの方向の違いや、活断層でない

場所(鳥取)での群発地震の発生などを調べて

いくうち、どうやら東海から中四国、九州にいたる

まで、多くのプレートの寄せ集めのようになっている

そうです。(もちろん東日本も寄せ集め)

しかもパッチワークみたいなプレートのある一か所

での地震日向灘)がトリガーになって南海トラフ

地震を短期間(想定の半分程度に短縮)に誘発

してしまうという想定には恐怖を覚えました。

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