セオリー通りの業務簡素化が進んでいるが・・・

政府のいうような景気上向きなどという実感は

まったくないまま、本社部門のスリム化が進行

している。

私の部署でも今日また1人、営業部門に異動

するため、業務最終日となった。

まさに、以下の(正統な)リストラが進行して

いることを実感する日々だ。

【第1フェーズ】

重複する間接業務をどんどん整理していく

・要・不要な業務を整理し、人員を再配置

・重複している業務を整理する

・ムダな業務プロセスをなくす

【第2フェーズ】

全員が1の仕事ができるようにする

・「要る人」と「要らない人」を選別する

「要らない人」とは、たとえば1の仕事を0.7

しかしないひとのこと。

0.3は遊んでいるのに仕事をしているように

みせたり、ムダに残業している人、さらには、

家庭の事情とか体調管理で0.7しかできない

ひとも対象となるだろう。

本来1人でできる仕事が2人、ないしは2人で

できる仕事を3人でやることになるので、これを

排除するプロセスなのだ。

【第3フェーズ】

1人1.3の仕事ができるようにする

1の仕事ができるようになったら、さらにパフォ

ーマンスを上げてプラス0.3の仕事ができる

ようにさせる

これで業務の簡素化と組織のスリム化、

組織のパフォーマンスアップが完了する

しかし、これでは病欠したり、休暇などでいなく

なった場合のバッファがなく、さらには将来の

人材育成や業務継承など、そこには見えて

こない。

果たして、リストラ後の【第4フェーズ】はあるの

だろうか。