相次ぐ企業不祥事に思うこと

旭化成建材による施工データの改ざんは社内

調査の結果、300件で10人関与の疑いがある

との報道が出ていますね。

それにしても、東芝の不適切会計から、東洋

ゴム工業の製品性能の偽装、海外ではフォル

クスワーゲン社の排気ガス環境基準の不正

など、どれをみてもその後の対応を考えてみ

れば、やったこととのコストパフォーマンスが

合わない行為だよなと思うわけです。

とくに東芝については、犯罪である粉飾決算

どうしてならないのが不思議なんですよね。

しかし、不祥事の実行者は事前にそんなこと

くらい気づかないのか。

きっちりやると元受業者から納期遅れを責め

られるから(旭化成建材

チャレンジするように指示したところ、部下が

勝手に数字を出してきたから(東芝

環境基準をクリアするように指示したところ、

研究所の専門家が勝手に性能を決定していた

から(フォルクスワーゲン

どれもこれも自分たちの世界だけで通用する

ような言い訳ばかりで、こんなこと世の中では

どう受け止められるか想像を働かせることが

できないのでしょうか?