紋別「巨大ヒグマ」駆除、小説『熊嵐』を思いだしました

9月26日、紋別市上渚滑町立牛のデントコーン畑で、体重400

キログラムのオスのヒグマが駆除されたそうです。

これが新聞報道(北海民友新聞社)の写真より

いや~、、でけえええええ。。。トトロ級ですな。

こんな巨大な熊がいまも北海道にいるんだと思うとともに、

昔読んだあの本を思い出しました。

それは故吉村昭氏の作品 『熊荒』

「BOOK」データベースより引用

北海道天塩山麓の開拓村を突然恐怖の渦に巻込んだ一頭

の羆の出現する。日本獣害史上最大の惨事は大正4年12月

に起った。冬眠の時期を逸した羆が、わずか2日間に6人の

男女を殺害したのである。鮮血に染まる雪、羆を潜める闇、

人骨を齧る不気味な音……。自然の猛威の前で、なす術の

ない人間たちと、ただ一人沈着に羆と対決する老練な猟師の

姿を浮彫りにする、ドキュメンタリー長編。

夜中、ベットで一気に読みましたが、とにかく描写が克明で

その薄ら怖さをいまも覚えています。