ギリシャに中ロ接近。高校世界史「ロシアの南下政策」を思い出す

EUが分からず屋のギリシャを見限ろうとしたところに、

中国とロシアが接近という報道を目にしました。

なんで中国?ということはあるのですが、ロシアについて

は、あっ、なるほどねと記事を読んで納得したのです。

報道記事より引用

ギリシャは米国と旧ソ連(現ロシア)を軸とする東西冷戦時代から

戦略上の要衝として機能してきた。

NATOギリシャクレタ島などに軍事基地を置き、2011年のリビ

アのカダフィ政権空爆の際にはここから戦闘機を出撃させた。

ロシアが黒海に面するウクライナクリミア半島を武力で編入し、

同国への軍事介入を強めるなか、近隣に位置するギリシャの重要

度は増している。

ウキペディアよりロシアの「南下政策」についての記述

ロシア南下政策の最大の目的は、年間を通して凍結することのない

不凍港の獲得」であった。

人口や国土において西欧と比較にならない大国のロシアが不凍港

を獲得し本格的に海洋進出を始めることに対して地政学の見地から

並々ならぬ脅威を覚えた西欧諸国は、ロシアの南下政策を阻止する

ことに非常な努力を注ぎ、この衝突が19世紀の欧州史における大き

な軸となった。

そういえば、かつて高校のテストで「南下政策」が出題されて

いたよなあ。