2000前の巨大津波痕跡発見、改めて「南海トラフ」の備忘録

NHKの報道で、それまで南海トラフ震源とする巨大津波

痕跡で最大なのは300年余り前の「宝永地震」の津波と言わ

れていたのが、それを遡ること2000年前にさらに巨大な津波

があったことを示す痕跡が調査で見つかったそうです。 

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そこで、いま一度、「南海トラフ」とはなんだろうということで

調べてみたことを備忘録として書いておきたいと思います。

日本は四つの大陸プレートの交差点にあります。

四つの大陸プレートどうしが押したり引いたりを繰り返して

いるわけで、この巨大なエネルギーが地震となって噴出し

てくるのだそうです。

shuttlexの備忘録と私的雑感

このプレートの境界のうち、つぎに巨大地震が発生する

可能性が高いとされているのが、フィリピン海プレート

ユーラシアプレートとの境界周辺(上の図のブルー線)の

部分で、これがいわゆる「南海トラフ」と呼ばれるものです。

二つのプレートが衝突して、フィリピン海プレートがユー

ラシアプレートの下に沈み込んでいるとのことで、この

海底付近で巨大地震が、およそ90年から150年ごとに

繰り返し起きています。

地下のプレート構造が原因となってそれぞれ独立した

震源域を持っていることから、東から「東海地震」、

東南海地震」、「南海地震」と3つに分類され、名付け

られています。

shuttlexの備忘録と私的雑感

南海トラフで起こりうる最大級の津波として、「太平洋

沿岸で高さ10メートルから30メートル前後」という想定

なんだそうですが、実際、それくらい高いところまで逃げ

られるだろうか・・・。でも逃げなきゃ終わりですよね。汗;