なんだかんだと賛否のある大河ドラマでしたが、私は
ずっと観続けてきました。あっという間の1年でした。
黒田官兵衛の如水時代をあまり知らなかった私として
は、改めてその人物像がわかって勉強になりました。
歴史解釈とかで細かいことを云々せず、人間ドラマと
してみてきましたが、最後のシーンがすべてを語って
いましたね。
父に認められたいと若い頃からずっとがんばってきた
長政も、「子が親を超えるのも悪くないものだ」と最高
の誉め言葉をもらって、よかったですね。
そして、最大の片腕、かつよき理解者であった栗山
善助へ愛用の兜を贈って、長年の労を労うシーン。
そして、最後は「お前が妻でよかった」と光さんに
語りかける最後のシーン。
人を動かすためには、人とどう向き合えばいいのか。
人を活かすためには、どう行動すればいいのか。
苦境に陥ったときには、どう考えればいいのか。
それにしても、岡田准一くんの演技はすばらしかったと
思いますよ。キャスト、スタッフのみなさんにもこの場を
借りてお礼したいと思います。