秋分の日の早朝、といっても山の6時ですからそんなに早くはあり
ませんが、朝食をしっかり食べて、茶臼山に向け出発しました。
これで馬力が付いたのか、けっこうハイペースで周遊することが
できたように思います。
このため出発から先、縞枯山荘の先までは登山者に会うことなく、
北八ヶ岳の自然をひとり満喫することができました。
今回のコース概念図と高低図です。
【今回の山行コース】
麦草峠駐車場→茶水の池→大石峠→中小場→茶臼山(休憩)→
北横岳ヒュッテ→北横岳(南峰)→北横岳(北峰)→北横岳ヒュッテ(休憩)
→三ツ岳分岐→北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅→五辻→出逢いの辻→
狭霧苑→斧断ちの森→駒鳥の池→麦草ヒュッテ→麦草峠駐車場
【コースタイム】
出発5時58分 → 到着10時52分 全行動時間4時間54分(休憩30分)
(携帯したGPS計測時間より算出)
ふつうは6時間20分が標準タイムですが、夕方に歯医者通院
という事情もあり、北横岳を場合によってはパスすることも考慮
していましたが、結局、全コース周ることができました。
コースタイム短縮の一因がこの木道です。登山者がまだ登ってきて
おらず、木道が乾いていたので快調に距離を稼げました。
写真は、縞枯山から下りた雨池峠→縞枯山荘へ向けた木道の様子です。
どんどんスピードを上げて木道を進んでいくと、まもなく縞枯山荘が現れました。
しかしまだ朝早く、準備中の看板とかぎは閉まった状態でした。
山荘の壁には一面に丸板が張り付けられていますが、その枯れ具合がなんとも
雰囲気を醸し出しています。
そして、山荘から見たまわりの山は紅葉が始まっています。
さらに北横岳に向けて木道を進んでいると、なにやらエンジン音がします。
縞枯のかた(オーナー?)が下のロープウェイから荷揚げの最中でした。
木道をキャタピラー式の運搬車にも使えるもんだと感心しました。
ちなみにこの後、訪れた北横ヒュッテは、木道がないので相変わらずの
歩荷運んでいました。