ブログコメントに「疑心暗鬼」しています

最近、手を変え品を変え、スパムコメントがやってくるので、

すっかり「疑心暗鬼」になっています。

さて「疑心暗鬼」、中国の春秋戦国時代の思想家である

列子によって著されたとされる列子』の「説符篇(せっぷ

へん)」 第八に寓話として記されています。

ある男が斧をなくした。男は、となりの息子が盗んだのでは

ないかと疑った。

となりの息子を観察してみると、歩きかたも顔いろ言動も、

いかにも斧を盗んだように見える。

のちに、男は自分の窪地を掘り起こしていたら、偶然、

なくした斧が出てきた。

後日、また隣の息子を観察してみると、動作や態度に

怪しい点はすっかりなくなっていた。

四字熟語のとおり訳せば、最初から疑いの心で見ると、

いるはずのない暗がりの鬼まで見えてしまうという意。

おおむねスパムコメントについては、疑心暗鬼くらいで

ばっさり削除してしまったほうがよいと確信する昨今です。