若い女性も、お年寄りも地方にいなくなる「極点社会」への雑感

2040年の人口が全国の計896自治体で、20~39

歳の女性が半減し、1万人を割る523自治体(全体の

29.1%)は「消滅の可能性が高い」とのこと。

朝日新聞デジタル

地方から若いお姉さんが減ってしまうのだそうですよ!

地方の人口が減る→働き口がなくなる→雇用の場を

失った若い女性が大都市圏に集まる、という図式の

ようです。

若年女性が出て行った地域では人口が減り、衰退して

いくということなんでしょうが、女性を出産ロボット

みたいに考えているんじゃないかとも思うし、だいたい

相手となる男性も必要だろ?と思ってしまいました。

さらに問題は、地方はお姉さんだけでなく、地方経済を

支えている高齢者も減少してゆき、存亡の危機に陥る。

その一方で大都市ばかりに人が集中し、過密さはいっそう

高まる。

そして最終的には国全体が縮小していくいびつな社会。

これを「極点社会」と呼ぶんだそうです。

   

しかし、効率面からすれば「極点社会」ってのは、

どんどん人口が減ってくるのだから、分散したもの

を集約して効率化したほうが理にかなっているよう

にも思います。

しかし、若い女性に限らず、若い人が都会で暮らして

みたいって思うのは自然だし、地方に仕事がなけりゃ、

仕事を求めて上京してくるのは、いたしかたないこと。

しかし、東京は暮らし辛い街でもあります。アパート

を借りるためには、1か月の家賃が平均約7.8万と

いちばん高いし、正直、物価も地方より高いですよ。

先日、女性の貧困化取り上げていたかと思うと、次は

地方からの若年女性の流出を取り上げているNHK。

とにかく若年層が安定して働ける機会を作ってもらわ

ないと集まってきても女性の貧困は相変わらずという

スパイラルに陥るのではと思いました。