「人のふり見て我がふり直せ」でいきましょう

旅客船セウォル号」沈没事故、一国の一大事のとき

にこそ、その国民の有り様がみえるものです。

船長を始め、対応にあたる公務員の職業倫理の欠如、

さらには被害者家族への偽メールや、民間ダイバーを

装い生存者がいるなどとデマを飛ばしたり、もう一体

全体、どうなっているのでしょうね。

それとも、裏を取らずにどんどん報道するマスコミの

弊害でしょうか?

この時点で救命胴衣を着せ、救命ボートを操作できて

いたら・・・。

報道で見る限り、乗客やその家族に対してあまりに醜い

対応だけれど、果ては、一国の大統領にまで感情をむき

出しにしているのをみるにつけ、この国民は法律やルー

ルより、感情を優先する国民性なんじゃないかなあと改

めて感じました。

誰かに無理やり責任を負わせ、攻撃することで、自らの

正義を確保しようとする国らしいですが、それでは対応

にあたる側も攻撃の的にならないよう、責任回避しようと

するのは自明の理でしょうね。

人(隣人)のふり見て、我がふり直せ

他人のやっている動作や態度で好ましくないと感じたら、

その相手をとがめる前に、自分は他人に対して同じよう

なことをしていないか、他人の行動を自分のこととして省

みてみること。

この事故をきっかけに、国内でも安全についての総点検、

日頃の訓練を徹底して、仮に絶望的な状況におかれても、

「でも、やっぱり日本人でよかった」と思いたいものです。