「ランエボ」生産終了について、ちょっと回想してみましょう

NHKが全国ニュースでランエボの生産終了を取り上げた

という報道がありましたね。

「へえ、珍しいもんだよな。たぶん、報道関係者に大学の

自動車部の連中がいたんじゃないかな」と推測しており

ます。

ということで、今夜は私とランサーとの思い出について

書いてみたいと思います。

私がはじめて薄給で買ったのは、残念ながら「ランエボ」、

ではなくて、「ランサーEXターボ」でした。

「ランタボ」の愛称で、走り屋には知られた存在でした。

こちらはアンドリュー・コーワンが操るランタボです。

もちろん何年か経った中古で、それなりに走行した車両で

した。

じつはこのランタボを買ったのは、当時入れ込んでいた

ラリーならぬ、ダートラ仕様に改造をするためでした。

購入後、フロントにアンダーガード、リアにタンクガードを

装着、そしてフロントグリルをカットして、シビエの補助灯

を取り付けました。タイヤは友人の中古を格安で譲って

もらい、足まわりはあとから吟味するとしてひとまず完成。

自衛隊の演習場にこっそり、友人と夜間に入って練習して

おりました。

あるとき、遠くでキャタピラの音がするのを聞き、慌てて

逃げ出したのを、つい先日のことのように覚えています。

とにかく、FRのくせしてアンダーステアが強く、回転数を

落とさないよう走っているうちは速いが、いったん回転を

落としてしまうと、なかなか前に出て行かない、そんなクセ

のあるクルマでした。