遅ればせながら、「軍師官兵衛」第7話の感想など書いて
おきたいと思います。
それにしても、岡田くん官兵衛って、ちょっと優等生的な
感じがしますよね。実際の官兵衛という人物はもっとアク
が強い印象があるのですが、そのギャップが視聴率低迷の
遠因なものかもしれません。
それに引きかえ、小寺政職役の赤鼻の鶴太郎さんの優柔
不断で、保身の才に長けた人物をうまく演じています。
織田につくか、毛利につくかも迷うなか、官兵衛の説得で
織田につくことにした政職ですが、
「ここは思案のしどころじゃのう」
「官兵衛のやつ、口がうますぎてつい乗せられてしまうわい」
などというセリフに政職の人物像がよくでていています。
そして、政職は織田から毛利に寝返りするわけです。
そんな主君のことはこのとき知らず、あの秀吉ほどでは
ないけれど、やっと彼も歴史の表舞台の裏方に名乗りを
あげていきます。
次回はいよいよ秀吉との対面のシーンになるようです。
脇役が揃ってきたところで、岡田官兵衛も、これからは
策士として、アクの強いところをうまく演じてほしいところ
です。