電車に乗って周囲を見回せば、スマホや携帯をいじってネットに
つなげてなにかやってるひとが新聞や本を読むひとより多くなった
ように思います。電車でのスマホいじりの多くは暇つぶしであって、
新聞から本まで読めるし、まことによいツールができたものです。
しかし、許せないのは、通勤途中に先を急いでいるときに限って、
私の前に歩くひとがスマホを見ながら歩くものだから、渋滞が
起きたり、ひどいときは、前を歩くひとが突然、スマホを見るため
止まるため、ぶつかりそうになる(なった)ことでしょうか。
その光景を見るに付け、(自重して)私も含め、どいつもこいつ
も、かなりのネット依存だよなあと思うわけです。
そして、そんなひとがネットでつながる先にはメール、LINE、
さらにSNSのどうでもいい日常があるわけです。
以前はそんなにつながっていなくとも、なにも支障はなかったよう
に思うのですが、ネット上にサービスが生まれ、それを確認できる
スマホのようなツールができたので、無理もないのかもしれません。
そうなると、中高生から大人まで、メールやLINEのメッセージから、
SNSなど自分の日々の日常にせっせと対応してしまう。
しかし、たしかに便利だとは思うけれど、べつにすぐに対応しなく
とも、だいたいはなにも問題はないでしょう。
しかし、「適度」にやろうと思っても、内容を見てみないことには、
「すぐに」もしくは「あとで」での判断はできないわけで、「適度」
という対応が難しいわけです。
こうなると、自分で通勤時間や何時から何時までは見ない、つな
がないというように、自己規制する以外に対処しようがないのかも
しれません。