なんと、NASAが、アイソン
とみられると発表したね。(驚)
NASAのtwitterは、ギリシア神話に登場する太陽に近づきすぎて墜落した
少年になぞらえて「イカロスのように」とツイートしているそうです。
ならば、アイソン彗星の健闘を称え、改名「イカロス彗星」としてあげましょう
かね。
補足: ギリシャ神話「イカロス」のお話し
ダイダロスはイカロスの父で、細工の名人であった。ダイダロスがミノス王
のためにラビュリンス(迷宮)を造った。
ダイダロスは後にミノス王から見放され、息子のイカロスと共に、ある塔に
閉じ込められてしまった。
その塔を抜け出すために、鳥の羽を集めて、大きな翼を造った。大きい羽
は糸でとめ、小さい羽は蝋(ろう)でとめた。
翼が完成した。二人は翼を背中につけた。
父ダイダロスは、息子のイカロスに言う。
「イカロスよ、空の中くらいの高さを飛ぶのだよ。あまり低く飛ぶと霧が翼の
邪魔をするし、あまり高く飛ぶと、太陽の熱で溶けてしまうから。」
二人は飛んだ。
農作業中の人々や羊飼いたちが二人の姿を見て、神々が空を飛んでいる
のだと思った。
イカロスは調子に乗ってしまった。父の忠告を忘れ、高く、高く飛んでしまった。
太陽に近づくと、羽をとめた蝋(ろう)が溶けてしまった。イカロスは羽を失い、
青海原に落ちてしまった。
以後、その海はイカロスと名づけられた。
落ちるイカロスのいる風景
1558 Oil on canvas, mounted on wood ブリュッセル王立美術館
追記:
天文ファンのみなさんの阿鼻叫喚が聞こえてきそうですね。(合掌)
NHKのタモリさん司会の番組とか、旅行会社のツアーとかの企画って、
どうなるんでしょうね
追記2:
やはりNHKスペシャルは彗星消滅のため、内容変更して生中継は
夜の地球の絶景を紹介する内容となるようです。