小笠原諸島の西之島の南東約500メートルの海上に、直径約200メートル
の新たな島ができそうですね。
このあたりの水深は2000mくらいあるそうだから、巨大な火山の先っぽが
出てきたようです。
今回の西之島火山は、東京の南方約1,000kmに位置する無人島とのこと
ですが、今回の噴火は西之島のそばだから、さほど領土的には広がらな
いみたいです。
ちなみに西之島は、いまは使われることのない、富士火山帯というのに
属しているそうで、これら火山帯に沿って島ができれば、領土や領海が
知らずうちに(自然に)拡大できて、いいじゃないですか。♪♪
しかし、そうなるのは1000万年単位での話しなんだそうですから、ずい
ぶん気の長い話しです。
さて、尖閣諸島やら、竹島やら、中国、韓国を相手に領土をめぐる問題
で、ぎゃあぎゃあやってなかったら、こういう遠い島の領有に興味を持つ
こともなかったんだろうなと思うと、感慨深いものです。
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しかし、日本の領土、沖ノ鳥島では、あれは「岩」だから領土ではないと、
しっかり「ちょっかい」を出してきているこれらの国々。
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そのうち、また、ちょっかいを出してきそうです。
さあ、どんどん大きくなあれ。
追記:
国際的に「島」と認められる条件 (国連海洋法条約)
(1)人工ではなく自然にできたものであること
(2)周囲を水に囲まれていること
(3)高潮時でも水面上にあること
これらの条件が満たされ、領海内であれば『日本の領土』ということ
になるようです。