文部科学省が、小学校3年生から英語教育を開始する方針を固めた
そうです。
日本人がもっと英語が話せるようになったほうがいいということに関し
て、異論を唱える人は少ないでしょうね。
しかし、中学から英語を始めてしゃべられないからといって小学校3
年からやれば、英語をうまくなるんでしょうかね?
とっくに学校教育は終えてしまった私には、いま、どんな教育をやって
いるのは知りませんが、以前の内容であれば、やりかたの問題じゃな
いのかなあ?
たとえば、各学校に英語をぺらぺらしゃべられる教師を配置するとか、
構文ばかりでなくて、話すことに主体として取り組むとか。
また、大学の受験科目としての英語も、現在はセンター試験にもヒア
リングが入っていますが、国立大学の試験は、「~を訳せ」、「~を要
約せよ」ばかりだし、楽天の社長さんが提唱しているTOEFLを導入し
たほうがいいと思いますよ。
まあ、そんな教育すべきひとたちから外れた感のある私としては、IT
技術の発展に期待するところ大です。
たとえば、言葉の壁を越えたコミュニケーションを支援する「はなして
翻訳」。ドコモが昨年から本格的にやっているサービスです。
まるで通訳がいるかのように、言語の異なる相手とスムーズな会話が
できるサービスなのですよ。
こんなことが、どんどん現実のものとなれば、覚えるより早いのになあ
と思う、今日、この頃であります。(笑)