ハイシーズンの唐松岳頂上山荘の状況をお伝えします

ハイシーズンの山小屋の状況と山小屋という宿泊施設について、忘れないうちに備忘録として

書き残しておくことにします。

私が山頂山荘に付いたのは、まだ人が集まるには早い時間なので、人影はまばらでした。

shuttlexの備忘録と私的雑感

しかし、それも11時すぎから、リフト始発に乗った健脚組がどんどんやってきてこんな感じと

なり、さらに午後になると、後発組のおじちゃん、おばちゃんたちの集団がぞくぞくとやってきて、

山荘前の広場はたいへんな賑わいとなりました。気軽に北アルプスを満喫できることで人気の

エリアだけのことはあります。

shuttlexの備忘録と私的雑感

山荘は本館(個室を南館というらしい)と北館の2つあり、本館のほうが新しく建てられたもの

で、入口を入ると左に売店、右側に受付けがあります。トイレは本館内部にあり、登山者は

200円払って何度も利用できます。ちなみにたくさんの宿泊者がいたこの日もトイレはきれ

いな状態を維持されていました。ちなみに使ったトイレットペーパーは便器に流さず、トイレ

写真左下のボックスに入れます。そうだ、水洗ですよ。

shuttlexの備忘録と私的雑感

山小屋の宿泊受付けは、だいたい11時30分からで、宿泊は一泊二食で9000円ですが、本館

は800円の追加が必要となります。案内された部屋は2段ベット仕様、個室仕様もありますが要

予約です。ちなみにこの部屋には予約はありません。ザックは寝床の上の棚に置きます。

部屋中央に照明があり、各部屋にも照明がありますが基本、部屋中央の照明を使っていました。

消灯は9時になりますが、誘導灯は常に付いているのでトイレに行くのに不安はありません。

shuttlexの備忘録と私的雑感

私は上部をあてがわれました。ひとつの敷き布団に、ほら、枕が3つです。敷き布団3枚に最大

9人まで詰め込むわけです。(当日は7人)布団類は山小屋にしては清潔感ありで、気になるに

おいはしませんでした。

本館、北館とも部屋にコンセントが設けられていますので、携帯、スマホの充電が可能です。

ただ、分け合って使わなければいけないので使っているひとをたまたまかみかけませんでした。

shuttlexの備忘録と私的雑感

ハイシーズンのときは、ご覧のように廊下も寝床に変わります。ここも消灯まで登山者で

いっぱいになっていました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

食事は1階にある食堂で、受付けのときに決めた時間帯で食べます。写真は朝食時の様子です。

※ピンぼけしていてすいません。

shuttlexの備忘録と私的雑感

こちらが夕食のメニューです。 ごはんとお味噌汁、お茶は好きなだけおかわりすることが

できます。2600mの高地ながら芯のないごはんでした。使い捨て容器を使っています。

shuttlexの備忘録と私的雑感

shuttlexの備忘録と私的雑感

そして、こちらが朝食メニューです。朝食は早出のひとは4時台、一般は6時から食べます。

メニューの他、梅干しが壺に入っておいてあります。

shuttlexの備忘録と私的雑感

水は売店で500mlのペットボトルが300円で販売しています。ボトルに水をもらおうとした

同じ寝床のひとが、水をもらいにいったら「煮沸しないと飲料にはできないのは最大の誤算

だった」と言っていたのですが、これはトイレ横にある流しの水(飲用不可)のことかもしれ

ません。

他のブログをみると、下の水源からポンプで揚げた水を150円/1Lで販売しているとの記述が

ありました。

さて、最後に感想ですが、

1.自炊するひとの環境はわかりませんが、食事付き宿泊であればトイレの清潔度も高く、

  寝具もきれいで、山小屋としてはよいレベルだと感じました。

2.どこもそうですが、ハイシーズンは詰め込まれますので、猛者以外はビールを飲んで

  勢いで寝るとかしないと寝付けないように思います。耳栓などの用意が必要です。

  ちなみに知らないおねえさんと詰め込まれることはありませんので期待しないように。

  私はというと、場所移動を要請されたときに志願したら、廊下をあてがわれたのですが、

  その後、2人分の登山者枠がこなかったため、なんと1つの敷き布団を占領でき、消灯

  前から4時あたりまでぐっすり眠れました。

追記:

携帯ですが、私のドコモはもちろんFOMAモードですが、室内は良好、外は前側のベンチ

くらいまでは届くようです。auも同様ですが、同室のかたのソフトバンクはNGでした。