第8話で登場したのが、融資部次長の福山という人物でしたね。
ラブリン黒崎とどこか似たおねえ風のしゃべりかたが悪役ぶりを
増幅していました。いかにもデータ至上、ITばっちりってオーラを
出しています。
今話では、模擬検査まで突破策が見えないまま、終盤まで進んで
いったので、(正確には渡真利と半沢が突破策で相づちを打って
いたので)どんな隠し技があるのかと思っていたら、なるほど、ただ
一点、「福山に勝てば、突破できる」と冷静に見抜いた半沢の勝ち
でしたね。実際は、かなり動転しそうな場面で、こんなに冷静に見
極められるようなひとになりたいです。わたし。。
しかし、「こっちを見ろ!!」という半沢の啖呵が気持ちよかった-。
半沢のあの激怒の迫力、すばらしいですが、これが実際ある職場
って、正直、怖いですよ。
そしてドラマの終盤に近藤がラフィットの社長を尾行して突き止め
た場所は、なんと・・・。
しかし、脇役ながら、タミヤ電機の近藤には、別の次元で大いに
励まされますね。
「人の顔色をうかがうのはやめたんだ」という彼は、出向先で孤軍
奮闘しているじゃないですか。一方、半沢は部長を始め部下のみ
んなが援軍ですし、近藤の戦いのほうがよりリアルかもしれません。
さて、ずっとこのドラマを観てブログを書いて思うのは、半沢は単な
る復讐のために戦っているのではなく、そこにはひととひとの信頼
というものの大切さを訴えているように思えています。
追記:
福山次長が半沢の経歴をしゃべっているときに、あれ?と思ったの
がこちらでした。
1970年12月8日生まれの半沢が1992年に入行するという矛盾