「思考の生活習慣病」にも注意が必要です

生活習慣病とは、毎日のよくない生活習慣の積み重ねによって

引き起こされる病気のことですが、「思考」にも生活習慣病という

のがあるそうです。

それは一般的な生活習慣病の発症因子のうちの、「生活環境要

因」の部分にあたるところで、ふだんから、よくない思考のしかた

をしていると、「考える力」が歪んで、正常にものごとを見て理解

することができなくなるそうです。この症状を持つひとってネット

に多くいるように思います。

たしかに、ネットっていうのは、自分の必要な情報を取捨選択

できるメディアですから、聞き触りのよい情報ばかり集めてしま

いがちですよね。

shuttlexの備忘録と私的雑感

では、よくない思考のしかたにおける4大習慣病とは、

 ○思考の放棄

  十分な情報や考える時間がない

  こういうのは苦手だから

  考えてもしょうがない

 ○思考の依存

  あのひとが言っている

  みんなが言っている

  なんとなく正しそう

  きっとこうだ

 

 ○思考の歪み(ずれ)

  思い込み、好き嫌い

  思考プロセスの歪み

 ○思考の偏り

  専門外はわからない

  特定の考え方に染まっている

都合のよい情報ばかり集めていると、こんな思考になります。

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自分の価値観は正しい=自分は正義だ=そうでない人は間

違っている

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かくいう私も、ずっとブログを書くため、ネットで情報収集をして

いると、自分が感じたことや考えを支持する、または補強する

情報ばかり集めてはいないかと、ふと、不安になってきました。

では、こんな「思考」の生活習慣病から脱するにはどうしたら

いいのか?

その答えはまだ明確には見つかってないけど、こうして、ちょっ

と第三者的に振り返ってみることがまず必要そうです。