ディフェンダーのボディは、アルミボディなのでさびないかというと、シャーシ部分を筆頭に、
ボディにもスチール製のパーツが使われているため、けっこうさびます。
ディフェンダーのオーナーになると、屋内駐車でない場合は、定期的にさび止め作業を
行ってやる必要があります。今日は天気がよかったのでさび取りを行いました。
私のディフェンダーは購入時にリアヒンジのボルトがいくつか折れていたため、ヒンジごと
取り換えています。いつも悩まされるヒンジのさびについては、交換したヒンジはその後の
メンテナンスで露天駐車にも耐え、きれいな状態を保っています。
しかし、壊れていなかったヒンジは、塗料の上塗りによるさび補修のみを行いました。
ボルトはラストリムーバーで取り除きエナメル塗装しました。
塗料補修で、しばらくはいい感じですが、根本的にさび取り作業をしていないため、
月日が経つと決まって、塗料補修したヒンジからさびが発生し、さび汁で美観を損
ねる状況になります。
つまり、一度さびついた金属部分は塗装でごまかしても、可動部から雨水の浸入を
受け、再びさびつく可能性が高いようです。
そこで、自分でヒンジを取り外して塗装し直そうとしましたが、なんせボルトがまったく
回ってくれません。
もし、これから中古のディフェンダーを購入しようと思っておられるかた、そしてヒンジ
の交換をしようと思っておられるオーナーのかたは、ヒンジの状況にもよりますが、
後々の手間を考えると、一度に全部交換されたほうがいいですよ。
ラストリームーバーを塗り込みつつ、あのとき全部やっておきゃよかったと後悔して
おります。