宇宙戦艦ヤマトのストーリーは39年の月日が経っても健在なり。
では、第六章での私なりの感想などを、ネタバレ最小で書いてみ
ます。
これまでのダイジェストから始まった第六章は、そのまま沖田艦
長とドメルの迫力の戦闘シーンにつながります。描写が細かいの
で、可能であれば劇場の大スクリーンで鑑賞されることをお勧め
します。
全4話の最初の2話は、七色星団でのドメル艦隊との対決です。
①ドメルが誘導したのではなく、沖田艦長なら七色星団を通ると
判断したという設定になっていました。
②主力艦隊を後方に欠き、老兵と新米兵で戦わざるを得ないドメ
ルにちょっと同情しました。だから、ガミラスの艦載機がつぎつぎ
に撃墜されるわけです。
③ドリルミサイルってのは、本来武器でない小惑星鉱山用の特殊
削岩弾を、急ごしらえで武器にしたものだったというナレーション。
だから、容易に内部に入れたわけだ。うーん、うまい解釈です。
そして後半の2話は、ガミラス本土決戦までのつなぎということか、
また制作に時間がなかったのか?若干、描画が粗いところが見
受けられたのが、少々気になりました。
④後半の話で、和んだシーンがこれです。山本玲(地球)、ユリー
シャ(イスカンダル)、メルダ(ガミラス)が、ヤマトの艦内食堂で
会する、いわゆる「女子会」でした。
追記:本日のTV放映(11話)でメルダ少尉が登場しますが、のち
にもまた登場するのです。
メルダ少尉って、地球人と同じ、スイーツ好きな女性なんですよ。
あのユリーシャが第六章から登場します。彼女の超天然系に戸
惑いました。
沖田艦長は、総員を第一種戦闘配置のまま、イスカンダルに向け
最後の大ワープを命じます。
最終章の予告編より
ワープを終えた先には、ガミラスからの攻撃が待っています。
ピンク系の高エネルギー波動というと、あのデスラー砲でしょうか。
嗚呼、ガミラス本土決戦かあ、次はついに最終章になってしまうの
ですね。少々、寂しい気がいたします。