昨日、近畿と東海が梅雨入りしましたね。平年に比べて、近畿は10日、
東海は11日早い梅雨入りなんだそうです。
梅雨の入りと明けは、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があ
るそうですが、10日以上早い5月の梅雨入りは早いですね。
※「平年」とは、平成22年(2010年)までの過去30年の平均(入り・明け
を特定しなかった年は除外)のこと
どうも、関東甲信も、本日、梅雨入りする可能性があるとのこと。
しかし、梅雨入りが早いのなら、梅雨明けも早いのでしょうか?
そこで気象庁の梅雨入り梅雨明けの確定値 を調べてみると、入りが
早い年も、平均的には、梅雨明けは早いどころか長くなっています。
でも直近でみると、一昨年は7月9日と早い梅雨明けになっています。
梅雨入りが早くても、明けが必ずしも早くなるとは限らないということ
でしょうね。
例: 関東甲信で、5月末に前後に梅雨入りした年と梅雨明け
さて、今年の夏は、NASAの発表によると、過去最高の暑さになると
発表したことが話題になりましたが、これをそのまま日本に当てはめ
るわけにはいかないにしても、「昨年並みに暑い」のではないかという
のが私の予想です。まっ、根拠はないのですが・・・。
昨年のあの暑さに水不足でたいへんだから、梅雨は適度(集中豪雨
はイヤ)に雨が降るのはよしとしなくちゃいけませんね。
追記:
29日午前11時、気象庁は「関東甲信地方は梅雨入りしたとみられる」
と発表しましたね。平年より10日早く、2008年と並んで統計開始以来
3番目の早さなんだそうです。ということは梅雨明けは7月19日ごろに
なるのでしょうか?