先日ブログで書いた、ゆるくないキャラ“ふなっしー”ですが、
その後、メディアで取り上げられるようになって、なかなかの
人気者になっているようです。
地元船橋のデザイナーが地域振興のため、30分で作ったキャ
ラとのことですが、この人気に困惑しているのは、当の船橋市
でしょう。
そこで、2年前から構想はあったという“目利き番頭 船えもん”
を登場させてみたものの、行政のやることだけに、リリースの
タイミングが絶妙に悪くて笑えます。
市が考えるキャラは、「市民に寄り添う!誠実なイメージ」が 必要なのだそうですから、まず、“公認”の目はないように思 えます。 (このキャラに寄り添われてもねえ・・・)
そもそも、“ゆるキャラ”として認められるための条件は、
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1.郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること
2.立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること
3.愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせていること
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※ウキペディアより引用
この基準なら、“ふなっしー”は十分条件を満たしているでしょう。
しかし、個人的に“ふなっしー”は、このまま非公認のままのほう
が、あのキャラを活かせてよいのではと思います。
仮に人気に負けて、公認されたとして、あのまんべくんのように、
暴走してしまうのも困りますしね。
でも、このまま非公認で資金的な支援がなく、本業にも支障が
でるくらい人気になると、当初の船橋を活性化したいという思い
と、実業を両立していくのは、さらに難しいことになりそうです。
最近、粗製濫造ぎみに増え続けている“ゆるキャラ”ですが、
そもそもの基準のほうが、先にどんどんゆるくなっているよう
に思います。
その意味で、「そろそろ、このへんにしとかないか」と言った、
伊集院光さんの苦言、私も同感ですね。