アンデルセンの童話に「はだかの王様」というお話しがあります。
ある日、いつも新しい衣装が大好きな王様のもとに、
布織職人のふりをした詐欺師がふたり、
見たこともない珍しい洋服を作りましょうと言ってきます。
なんと、彼らは、賢い者には見えるが、馬鹿には見えない
不思議な布地を織ることできると言います。
その話を聞いた王様はその衣装が欲しくてたまらなくなり、
たくさんのお金を出して作らせます。
作っている様子を家臣が見に行くのですが、
そこにあるはずの布地が見えません。
しかし、馬鹿と思われたくないため、
見えないということは言えませんでした。
王様も、皆が見えるというので、
やはり見えないとは言えず、
見えない衣装を褒めちぎります。
そして、王様はその衣装が出来上がると、
さっそく、それを着て街中を練り歩きます。
街の人たちも、馬鹿と思われたくないので何も言いません。
ところが、小さな子供が
「王様は、裸だよ!!」と叫びます。
それがきっかけで街中の人々も王様を笑いました。
そのなか、王様たち一行はパレードを続けます。
どこか近くの国にも、きっとこんなことになっているのでは?と
思われるひとがいるのですが・・・。
でも、意外にあなたの近くにもいたりしませんか?
※ニコニコ静画より引用
(いちおう特定の人物をさすものではありませんので、
攻撃無用でお願いします)