元気系居酒屋の「ありがとうございますっ!」を考えてみる

会社の仲間とテキトーに入った居酒屋が、個人的には

苦手としている元気系の居酒屋でした。

shuttlexの備忘録と私的雑感

予想はしていたものの、店員さんに注文したところ、大声で、

店員さん:「○○のご注文をいただきました!」

まわりの店員さん:「ありがとうございますっ!」

と、声をそろえて合唱します。

確かに「ありがとう」という言葉は、気持ちのよい言葉なの

ですが、こうも「ありがとう」を連発されると、ただの押し売り

のようにしか思えません。

「ありがとう」の語源は、「有り難し」

文字通り、「有り」が「難し」で「あることがない」ということで、

「めったにない」から貴重だということでしょう。

原典は『法句経』というお経に、

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『人の生を享くるは難く やがて死すべきもの 今いのちある

は 有り難し』とあり、今生きている私達は、数え切れない偶

然と、無数の先祖の計らいで生を受けて誕生したのだから、

命の尊さに感謝して精一杯生きましょう。と言う教えから生ま

れた言葉のようです。(教えて!Gooより)

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このように、本来、連発する言葉ではないはずなのですよ。

やはり私としては、お会計のときに、そっとひと言だけで構わ

ないんだよなあと思ったのです。