昨日の「10センチ」という予想ですが、まあ、天気ですから外れた
ことは仕方ないとしても、JR各社の間引き運転と遅延で大混雑し
たのは、かつてないほどの苦痛を味わい、大迷惑でした。
しかし、今回の大雪報道については、
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前回(1月14日)のときの大雪を外したことが「トラウマ」となって、
気象庁が過剰反応(悪目予想)に出したのではないかと感じて
います。
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実際に、14日の気圧配置と気圧差をみると、その差異は明かに
違っていて、
一昨日夜の予報では、低気圧の進路方向にある高気圧(1020)と
低気圧(1008)との差異は-12hPaでした。
こちらは前回の大雪のときの天気図です。
大雪をもたらした低気圧の中心気圧は976hPaで、進路方向の
高気圧(1020)との差異は-44hPaと、高低差がずいぶん大きい
ですよね。
この違いをNHKの天気予報(ニュースウオッチ9)の井田さんは、
気圧配置としては、前回とは違いますが、関東北部に発生する
低気圧が寒気を吹き込んだ場合に、大雪の可能性があると客観
的に解説されていました。
蛇足ですが、お天気キャスター井田さんはきれいな方ですね。
しかし、天気予報をピンポイントで当てるというのはなかなか困難
でしょうし、その目的は防災にあるのですから、今後も楽観より悲
観的な予報になるかもしれません。
でも、その結果、あの最悪な痛勤電車だけは、真っ平ゴメンです。