「さっさと死ねる」というのもあまりですが・・・

「死にたいと思っても生きられる。政府の金で(高額医療を)やって

いると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、い

ろいろと考えないと解決しない」

とお話しになったのは、麻生太郎副総理兼財務相です。

さっそく、マスゴミの揚げ足取り(言葉狩り)が始まってしまい、あれ

これ弁解しておられるようですが、どうせ言うなら、いっそのこと、

「あの人のことが、ふと頭に浮かんだんだ・・・」なんて言えば、まだ

技あり(敢闘賞もの)だったのに・・・。ぷっ。

shuttlexの備忘録と私的雑感

すいません。お正月にこの上下巻読んだもので・・・。ご指摘が

あれば即削除しますので。

さて、この問題はそこじゃなくて、「死にたいと思っても、生きさせ

られる」ところにあるわけでしょ?

折しも、昨夜のNHKスペシャル「老人漂流社会」 を観てたいへん

考えさせられていたのです。

妻を亡くしてから身寄りがなくなり、ひと月足らずのショートステイ

で命をながらえている話しにはちょっと鬱になってしまいました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

もちろん、世の中には長く生きたくても生きられない、そんな事情の

あるひとがたくさんいらっしゃることは認識しております。

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しかし、医療技術が発達して、延命が可能になった今日、延命だけ

が人の幸せなのか?長く生きる事がこそが人生の勝ち組なのか?

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今日は昨夜のNHKスペシャルと今日の麻生さんの発言から、こんな

ことをふと考えました。