最近、ディフェンダー日記を書いておらず、楽しみにされているかた?
には恐縮です。
さて、若者といえば、「若者のクルマ離れ」なんて言われていますよね。
私はいまの20代からすれば、立派なオヤジですから、どっぷりクルマ
好きをやっております。(笑)
しかしもって、この「若者の○○離れ」という表現は、なにかにつけて、
今の若者の消費行動を示す言葉として使われています。
でも、よく考えてみると、私の場合、社会人になったら、すぐに、少々無
理してでも、ローン組んでクルマを買ったものです。当時はクルマを持
つというのが、大人の仲間入りだったり、女の子にもてたいならクルマを
買うというのが、なかば常識でした。(まっ、実際にはもてなかったけど)
こちらは4代目のセリカ、当時憧れたものの、実際は、これ以前の
中古モデルしか買えませんでした。 だって高いですから。
しかし、オヤジ世代になって冷静に振り返ってみると、当時のメディアや、
先輩に踊らされていただけかもしれません。
だから、いまは雇用の悪化で若者が「クルマを買えない」のではなくて、
「必要でないから買わない」という、至極当たり前な部分もあるのでは
ないでしょうか。
当時の「当たり前」と疑いもしなかったことが、ほんとうに「当たり前」だ
ったのか、いま一度、考えてみることも必要かもしれません。