ディフェンダー「ステンレスボルト化」は精神衛生上の効果が高いです!

てるぼっちゃまさん、いつもご訪問いただきありがとうございます。

コメントでご質問いただきましたので、ブログにしてお伝えしようと

思います。

てるぼっちゃまさんからの、ご質問内容は、

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110のボルト交換に着手の予定で、ステンレスボルトを発注しま

した。(略)作業を進めるうえで注意点とかありましたら、ごめんどう

でもお知らせください。ちなみに、ステンレスとアルミが接触すると、

アルミが腐食すると聞きましたが、実際はどんな感じですか?

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ディフェンダーのさびは、このクルマの味わいだというオーナーも

おられるようですが、、おおよそ国産車には考えられないほどかん

たんに、そして繰り返し、醜いさびの発生がするのです。

しかも、購入にかかった価格を思い浮かべると、どうにかしたい!

と考えるのは、偽らざる心理ではないかと思います。

shuttlexの備忘録と私的雑感

ディフェンダーの特徴でもある、外部に取り付けられているドアヒンジ

などは、さびのもっとも目立つ場所でもあります。

こちらは私が購入した間際のヒンジの様子です。幸いステンレスボルト

は前オーナーが交換されていましたが、肝心のヒンジ部分の鉄がさび

ついて流れ出していましたので、改めて取り外し再塗装しました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

そもそも、ディフェンダーにステンレスが使われていないのは、ご指摘

通り、相性によるボディの腐食を避けるということ。つまり、鉄をさびさせ

て、ボディーのアルミパネルを守るということのようです。

しかし、アルミボディを守るといいながら、じつはドアがすべてアルミ製

ではなくて、要所要所で鉄が使われているのです。このため、ドアの下

部が醜くさびて朽ちている事例が多いようです。

だから、ディフェンダー乗りの多くのかたは、

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「とにかく、理屈はどうであれ、あのさびと、おさらばしたい!」

いう欲求のほうが強いように思えます。

まあ、これがなかなか気持ちいいのですよ!単純に、純粋に!

また、交換したからといって、アルミがさびてきたというような事例は

私が知りうる範囲で聞いたことがありません。

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つぎに、作業を進めるうえで注意点ですが、

1.リアについてはとくに難しいところはございません。

たしか、純正ボルトは六角レンチでは外せません。星形レンチをご用意

ください。

2.ドアヒンジの部分について、ドア内部のナットを固定している金具が

ポロンと落ちてしまうことがあります。ドア内張を取り外して対処すること

になると、これがけっこうたいへんです。ご注意くださいね。

3.ボンネットのヒンジ部分も楽勝です。

なお、2.3を行うときにはステンレスボルト、もしくはボルト穴にクリアの

ペイントを塗って、直接金属と金属が接触する部分を減らすというのが

よかろうかと思われます。

まっ、こんなところでしょうか。思い出したら、ここに追記していきます。

追記:

てるぼっちゃまさんのディフェンダーは、程度がかなりよさそうなので、

問題なかろうと思いますが、さび付いたヒンジボルトはなかなかゆるま

ないことが多いです。そこを無理矢理回そうとするとバキッと折れてしま

うこともあります。

もしも、そんなボルトに遭遇したら、潤滑油での吹きかけて、ゆるゆると

作業されることをおすすめします。