アルミのボディが載っている構造になっています。
このフレームが新車から何年も手入れせずに経過してくると、
塗装が落ちて、このようにすっぴん状態になってしまいます。
私を含め、ディフェンダーのオーナーさんは、自分でなんでも
やってみるDIY派が多いので、定期的に床下にもぐり、シャー
シーブラックやアンダーコート剤を噴いて、さび付き対策をして
おられます。(車検や定期点検でも整備メニューにあります)
しかし、乗りっぱなしでメンテナンスを怠っていると、下のような
たいへんなことになってしまいます。
これは、旭モータースさんで大修理中(レストア?)の様子です。
こんなスクラップを再生させる(再生できる)のだから、すごいも
のです。実際には切断して新たに鉄板を充てて再生させます。
さて、前回のブログで、メンテナンスで使ったのがボルボで使用され
ている「ノックスドール」というアンダーコート剤です。モノコックボディ
車では、よくタイヤハウスの部分に使われています。
こちらが現在のシャーシ部分を床下からみた様子です。手塗りで
伸ばしていったので、少々厚さが均一になっていませんが、まっ、
気にせずにいきましょう。2缶あれば、シャーシーのメイン部分に
厚いガードを施すことができます。
こちらは、クルマのサイドからみたものです。このアンダーコート
は乾いても適度な弾力があって、小石の飛びはねによる傷つき
にはかなり効果がありそうです。もちろん塗った箇所のさび付きは
皆無でした。さすがに北欧の国のコート剤はすばらしいものです。
しかし、塗っていない部分には、案の定、梅雨の雨でのさび付きが
発生しています。
よーく観察すると、ドライブシャフトまわりにもさびが発生しています。
そこで登場するのが、お馴染みのシャーシーブラック、さび付き
面を金属ブラシでごしごししたうえに、こいつをシュ、シュッと噴い
てやります。
噴いたあとは新車なみの状態になるので、やってよかったと実感
できます。
屋内駐車の場合はいざしらず、屋外駐車、屋根がある半屋内駐車
では、梅雨時期にはかならずといっていいほど、こんなさび付きが
発生します。
だから、梅雨の晴れ間の休日には、ちょっと床下にもぐって、シャー
シーブラックで補修してやりましょう。