先日、書店の新刊本のコーナーに積み上げられていた本のなかで、
気になるタイトルだったので、読んでみました。
BOOKデータベースより
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人生を無駄にしないために必要な足場、それが人間の基本である。
末端ばかりを大切にする時代にあって、それがなければ、周りに流
され、やがては自分を失い、死んでしまうこともある。ルールより常
識を、附和雷同は道を閉ざす、運に向き合う訓練を……常時にも、
非常時にも、どんな時代でも生き抜くために、確かな人生哲学と豊
かな見聞をもとに語りつくす。
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ここ最近、世の中が少し、というか、かなりおかしくなったのでは?
という思いがあったのですが、読み進むにつれ、なるほど、そう
言い切られますかと納得しつつ、後半になると少々、わからない
部分を残したまま読み終えました。
さて、この本を通して、感じたことというと、物事には、必ず裏表、
必ず両面があるということでしょうか。
気になった部分などを少々、書き留めておきます。
「善か悪か、白か黒かでしか物事を考えられないのは幼稚さの表れ
である。」
「人間の自由には常に制限や義務が伴う。そうでなければ、この世、
というか、地球上の生活は現実として成り立って行かないでしょうね。
その基本をきちんと教えることが大切です。」