今日のディフェンダー日記は、ディフェンダー乗りさんなら知っている雨漏り、
それも構造に原因がありそうな雨漏れへの対策について考えてみましょう。
ディフェンダーにはルーフに雨どいがあるのですが、ここに溜まる雨を排出
するルートがその構造上、考えられていないため、雨量の多い日にはたい
へんなことになるのです。
雨の日にドア(110の場合はフロント側)を開けると、足下にいきおいよく
雨水が流れ落ちてきます。こちらはドアを開けてすぐの状況です。
雨量の多い日は、しばらく乗り降りに開けていると、まもなく、床マットが
プール状態になってしまいます。
雨どいの端を上側からみたのがこの画像ですが、雨どいに溜まった雨水を逃がすルートが
まったく考えられていないのが、ドア上部から侵入する大量の雨漏れの一因です。
具体的に私のディフェンダーでの雨水の流れを、写真でみてみましょう。
雨の流れている様子が、写真からおわかりになりますでしょうか?
雨どいに溜まった水があふれると、このようにふたつのルートを伝わって地面に向け、
流れ落ちていきます。このうち、問題となるのがドアに流れ込む②のルートなのです。
ドアが閉まっている場合は、ドアのモール沿いに下に流れていきます。
そして、窓分からドアボディに流れ、またドアモールを伝わって
落ちていきます。
さらに流量が多くなると、モールからボディに流れ出して地面に
落ちています。
この問題に対して、旭モータースさんはこんな解決策を実施されています。
アルミの角パイプを同色で塗って、排水パイプを作成され、天どいからの雨水をうまく
処理されています。それにしても、プロだけあって、うまい仕上がりですね。
このアイデア、他のディフェンダー乗りさんも似たようなDIYされているのをみかける
ことから、見た目にもしっくりくる対策のようです。
さて、ここで先人の知恵だけ紹介していたのでは、どこかの赤いお国のような、いわゆる
「パクリ」と大差ないので、ここはかつての日本人のような、アイデアをさらに昇華させる
ことを考えねばなりませぬ。(笑)
恐縮ながら、このやり方でのあえていう課題としては、
①流量が雨どいの一部を切り取ると、昨今のスコールみたいな大雨で流量が多いときは、
再発しそう。
②上記の排水パイプ下部の排出位置では、床マットへ向け、いきおいよく流れ込む可能
性がありそう。
などなどでしょうか?
先人のみなさんのアイデアをさらに改良してみようと、現在、改善策を思案しています。
だいたいの構想はでき、材料もホームセンターで調べてきたものの、ここに書くと、
いつも以上の長いブログになりますのと、雨で作業して検証ができませんので、
この続きはまた別立てで日記に書きたいと思います。