ランドローバーディフェンダーはこんな無骨なクルマですが、きわめてしなやかな
足まわりをもっています。
オンロードでは肩身の狭い鈍足車でありますが、ひとたびオフロードに
でかけると、とんでもなく伸びる足でどこでも連れて行ってくれます。
さて、そんな頼もしい足まわりですが、リフトアップ(5インチアップ
以上)していると、プロペラシャフト(駆動回り)からカタカタと異音が
してくることがあります。
ある程度まではグリスアップしてやれば解消することもありますが、
改善しない場合は、「ダブルカルダン」なるプロペラシャフトに換装
します。
かんたんにいうと、赤丸の部分の関節が二つ(ダブル)になっている
ため、オフロードで脚が伸びてもうまく折れ曲がって駆動力をスムー
ズに伝えてくれます。さらに脚が伸びたときは青丸の部分からシャフ
トが伸びてくれます。
私のディフェンダーは2インチアップくらいなので、まだそのような異
音はなかったのですが、たまたまディフェンダー90用のダブルカル
ダンプロペラシャフト(フロント)が、ヤフオクにでていたので、今後の
戦闘力強化?のために落札しました。
どこの製品かは不明ですが、グリースニップルとディフェンダー用
のスペーサー付きです。新品で買うと10万円以上する品ですが、
半額以下で手に入れることができました。他車種用なら、もっと安い
のかもしれませんが、めったに出ないものなのでしかたありません。
装着自体はそれほど難しいものではなかったのですが、ちょっと
問題が発生しました。
なんと、ペラシャフトの中央にあるブーツがマフラーと近接してしま
うのです。
これではブーツが熱で溶けてしまいそうです。かといってこのブーツ
を取り除くとシャフトの連結部分から泥や雨水の浸入が心配です。
そこで、しばらくこのままで走行して様子をみることにしました。
さて、走行感ですが、80kmくらいにスピードが上げると、わずかに
それまでになかった振動を感じるようになりました。
これがダブルカルダンシャフトの仕様なのか、バランスの崩れによる
振動なのかはわからずにいます。
肝心なオフでの戦闘力は、やっていないのでわかりません。(爆)
これを標準のペラシャフトと交換して取り付けた写真がこちらです。