「震度7」を生き残るために習慣づけること

日曜の夜、あの地震速報のギュウ、ギュウという、あの不気味な

警報音が携帯から鳴り出りました。思わず身構えたのはいうまで

もありません。

ご存知のかたも多いと思いますが、千葉で震度5弱の地震の発生

によるものでした。

shuttlexの備忘録と私的雑感

さて、文章のお手本ともなっているAERAの臨時増刊が発売に

なっています。そのタイトルは「震度7を生き残る」。

shuttlexの備忘録と私的雑感

東京23区の危ない避難場所全調査とか、揺れやすい町、危険

活断層などなど、とても興味深く読みました。

気になったことというと、いざというとき逃げ込む場所、いわゆる

避難場所についての特集でした。

東京都では、避難場所として「2段階避難方式」というのをとって

いるそうです。地震が起きたら、まずは「一時集合場所」と呼ばれ

る小・中学校や公園などに集まる。そしてその場所が火災等で危

なくなったら、さらに大きな公園や広場などに指定された「広域避

難場所」へと避難するというものです。

しかし、この特集号で曰く、多くの避難場所周辺には火災が発生

しやすいエリアがあり、袋小路になる可能性のある場所も含まれ

ているそうなのです。

しかしもって、「震度7」クラスが想定される東京、体力や備えがあ

っても、どこで、いつ起きるかわからず、避難場所すらいけないと

いう事態もあり得るし、そうなると生き延びられる確証はまったくな

いわけです。

筑波大学で都市リスク管理がご専門の熊谷教授の生き延びる

ためのご指摘は、

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  常に「今、来たら」を想定すること

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地震に襲われて慌てないために、日常行動のいろんな場面

で、いま、大きな地震に見舞われたら、どうする?ということを

考える習慣をつけるしか、生き延びる手はないかもしれません。