震災がれき処理、地元の本音?と国の建前への雑感

焼却をやめろ」「がれきを受け入れるな」。震災がれきの受け入れに向けた

試験焼却が16日に始まった静岡県島田市。焼却施設「田代環境プラザ」

周辺には、受け入れに 反対する住民ら約30人がプラカードを掲げ集結、

次々と声を上げた。

まあ、ふつうの県民なら、数値モニターもしっかりやるのなら、困ったときは

お互い様だからいいですよ、てな感じじゃないでしょうか。

数少ないがれき受け入れを表明している島田市なのに、残念なものです。

被災地支援を!(建前)、でも、がれきはいや!(本音)という一部の

ひとの近視眼的な姿をみていると、ほんとうにイヤになってきます。

しかし、この問題、素人の私には、そんなに遠くまで持って行って片付ける

より、地元で処理場を作って処理したほうが効率的だし、復興の一助にも

なっていいんじゃないかと思っていたら、、あったんですね。ここにも「規制」

という名のバカの壁

陸前高田市長が見た「規制」の壁

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たとえば、がれきの処理というのは復興へ向けた最重要課題のひとつなわ

けですが、 現行の処理場のキャパシティー(受け入れ能力)を考えれば、

すべてのがれきが片付くまでに3年はかかると言われています。

そこで、陸前高田市内にがれき処理専門のプラントを作れば、自分たちの

判断で今の何倍ものスピードで処理ができると考え、 そのことを県に相談

したら、門前払いのような形で断られました。

現行法に従うといろいろな手続きが必要になり、仮に許可が出ても建設まで

に2年はかかると・・・。

好意的にいうと、やってあげたくても(本音)、建前上(規制)できない

ここを調整するのが政治家の役割だろうに・・・。

どうも、この「建前」と「本音」、罪深いように思えてなりません。