「定刻発車」時間に厳しい日本人を理解できるかも

今日は月曜日、新たな週の始まりですね。

今週の仕事の段取りや会議やミーティング時間は確認しましたか?

うちの会社に限らず、多くの会社では時間内集合が厳守ですよね。

ちょっと遅れようものなら、きつい視線を浴びてしまいます。

しかし、なぜ、こうも日本人は時間に厳しいのでしょうか?

今日はブックオフで買いだめしていた本のなかから、この本を読んで

みましたので、ご紹介します。

それは、三戸祐子さんの、

『定刻発車 日本の鉄道はなぜ世界で最も正確なのか』

日本では新幹線が「定時に遅れる」というのは、1分以上を指すが、

ほかの国では1分なんて遅れたことにすらならないそうです。

5分から15分くらい遅れても、乗客のほうもそんなもんだと悠然と

しているそうです。

それに対して、電車が2、3分遅れるだけで、腹を立てる日本人。

なぜそんなに“定刻発車”にこだわるのでしょうか。

shuttlexの備忘録と私的雑感

今でこそ時間に正確でうるさい日本人も、その意識が芽生えたのは、

明治から猛スピードですすめてきた近代的工業社会への過剰なまで

の適応からきたのではないかということが見えてきます。

鉄ちゃん、鉄子のようなマニアでなくとも、なかなかおもしろい本でした。