「震災婚」はうそだったを考えてみる

厚労省(2012年1月1日付)の人口動態統計で、11年の婚姻件数が、

前年比4.3%減の67万件で戦後最低の見通しになるそうです。

昨年の東日本大震災を受けて、震災婚が増えているということでしたが、

うそだったとネットで報道されています。

そもそも、「震災婚」とは、

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震災のような危機的状況下に一人で居ることの辛さを身を持って体験

した人達が、「一人で居たくない」「頼りになる、安心できるパートナーと

一緒に居たい」と考え、震災後に結婚をしたひとのこと。

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「一人で居たくない」、「頼りになる、安心できるひとといっしょにいたい」

そう思った人がいなかったのか?

そういうひとがいても、ぜんぜんおかしくないですよね。

でも、相手がいるひとがそこからさらに進んで結婚までに至ったという

ケースは少なかった。結婚の段階にあるひとが日程を早めた程度で

しょうか?

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統計数値を押し上げるようなムーブメントになるには、圧倒的多数の

相手のいない若者が、お相手を見つけて、結婚までの予行演習をし、

そして、告白して、それから多少でも資金を貯めて・・・。ふっ

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そんなひとたちがいるのなら、今年、ゴールインして数値を押し

上げていただくことを願うばかりです。

補足資料:

ネットに補完できそうなデータがありましたので、書いておきます。

若いひとたちにはお金がない

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2010年の20代前半(20~24歳)の平均年収は254万円、

20代後半(25~29歳)は336万円。(国税庁

新成人男子の8割超が「彼女なし」

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1990年4月2日から 91年4月1日生まれのひとを対象に調査。

交際相手がいないと答えた男性は84%、女性は70%

恋人がいない比率は50%だった15年前の調査開始時と比べて

大幅に増えている。 (楽天リサーチ)

追記:

結局、なんの根拠もなくいつものようにブームを煽って ブライダル業界の

宣伝してただけ?

これって、いま流行りの「ステマ」ですかね?ww