ディフェンダーエンブレムの腐食を補修しましょう

今年、最初のディフェンダー日記は、ディフェンダーに取り付けられ

ているエンブレム(アルミ鋳造)の補修について書きたいと思います。

ディフェンダー90の本国仕様(英国)は1998年に450台限定で

正規輸入されました。

この車両のリアには1番から450番まで刻印されたエンブレムが

取り付けられています。

なお、ナンバー部には「50th 個体番号」となっていますが、個体

番号は消しています。

これはエンブレムの黒色の退色が進んではいますが、比較的よい

状態のよいものです。

shuttlexの備忘録と私的雑感

しかし、十数年経つと、中古市場に出てくるこの車両は、ガレージ

保管されていたものを除いて、そのことごとくが、このように退色し

ています。(というかアルミが粉を吹いた状態)

shuttlexの備忘録と私的雑感

エンブレムを拡大してみると、アルミが腐食し、塗料が浮いてはげて

きています。

shuttlexの備忘録と私的雑感

たぶん、このプレートは購入はできない?のではないかと思いますし、

たとえできても刻印するのがたいへんなので、基本はお金をかけずに

ペイントして補修していくこととします。

使う用具は以下の通りです。

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●つや消しペイント塗料(黒)・・ホームセンターで売ってます

shuttlexの備忘録と私的雑感

●サンドペーパー(中荒 80番~)

 ※エンブレム枠、文字部のアルミ部分の磨きに使います

●クリア塗料(透明)

 ※磨いたあとにクリアペイントで腐食を防ぎます

●ペイントうすめ液

 ※ペイント原液は濃いので薄めて使います

●ペイントをうすめる容器

 ※ダイソーなど100円均一ショップの金属製皿を使ってます

●ふで(大・中・小)

 ※ダイソーなど100円均一ショップで買ってます

そして、補修作業の要領はこんな感じです。

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1.筆でエンブレムの腐食して白く吹いている粉や汚れを取り除きます

2.サンドペーパーで筋目に沿ってアルミの曇りを取り除きます

3.筆でけずり粉を取り除きます

4.クリア塗料を筆に付けて塗っていきます

5.つや消しペイントを皿に盛り、うすめ液を入れて塗り伸ばしやすい

  くらいにうすめます

6.次に腐食した黒色の部分に塗料を塗っていきます

  筆は中と小、極細も使いながら細かい部分までていねいに塗ります

この工程を行い、こんな感じに仕上げました。

shuttlexの備忘録と私的雑感

拡大してみたものがこちらです。つや消しにするとこんな感じで

テカらないのでしっくりいい感じに仕上がりますよ。

shuttlexの備忘録と私的雑感

この補修をしてやると、ディフェンダーの旧車イメージがかなり

垢抜けたように感じること請け合いです。