「地震の宿命」を持つ日本、これも痛感しましたね

今年は3.11に発生した東日本大震災とそれに伴う巨大津波

たいへんなことになりました。

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その後の解説報道などで、日本は古来から巨大地震に襲わ

れてきた、まさに大地震の宿命をもった場所だということを

実感した一年でもありました。

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過去の大地震として報道されていたのが、以下の通りでした。

869年7月13日 貞観(じょうがん)地震

今年発生した東日本大震災規模の地震と推定されるのが、

平安時代に発生した貞観(じょうがん)地震です。

三陸沖を震源とする巨大津波を伴ったM8.3の地震でした。

(9年後)878年11月1日 相模、武蔵国地震

この地震では、関東諸国、特に相模国武蔵国(神奈川県、東京

都)を中心にM7.4(推定)の直下型の大地震だったそうです。

(18年後)887年7月30日 仁和(にんな)地震

南海トラフ沿いに発生した地震で、東海・東南海・南海地震

3連動とみられる巨大地震でした。

東海から四国にかけて甚大な被害が発生しました。

どうも、相模、武蔵国地震というのが、相模トラフあたりで

発生した地震で、首都圏直下型になるようです。

そして、仁和地震というのが、いまさかんに報道されている

南海トラフでの3連動型の大地震です。

shuttlexの備忘録と私的雑感

仮に歴史が繰り返すとすると、9年後に関東直下

地震が、そして18年後に東南海連動地震とい

うことになるのでしょうか?

嗚呼、こんな大地震の連鎖にならないことを祈る

ばかりです。

このブログのアウトラインになった報道がこちらです。

産経ニュース 2011.8.3

追記:

宮城と岩手に関しての大津波を伴う過去の地震は以下

の通りです。

2011年 東日本大震災 M9.0

1933年 昭和三陸地震 M8.1

1896年 明治三陸地震 M8.5

1611年 慶長三陸地震 M8程度

 896年 貞観地震    M8.3程度