先週末に出掛けた山梨のおいしいツアーの最後のブログですとして
書かせていただきます。
甲府で「ほうとう」というと、チェーン店の「小作」が有名どころですが、
「小作」など一般的な「ほうとう」とは一風変わっているけど、おいしい
「ほうとう」があるというので、そこでお昼にしようと立ち寄りました。
そのお店は、JR甲府駅の南口から約徒歩5分の場所にある「ちよだ」
というお店です。
店内に入ると、なかはさながら居酒屋といった風情のお店で、看板には
おつまみメニューがならんでいます。
ほうとうは注文を受けてから調理するそうで、出来上がりに30分ぐらい
かかるとのこと。店内でがやがや談笑しながら出てくるのを待ちます。
すると、おとなりの席になにやら見慣れぬ冷やしうどんのようなメニュー
がでてくるではありませんか。
なんだろうとメンバーに問うてみると、山梨名物「ほうとう」の冷たい版で、
「おざら」というものなんだそうです。
まあ、「ほうとう」をつけ麺にしたといったほうがわかりやすいかもです。
なんでもここ「ちよだ」は、「おざら」発祥のお店なんだそうです。
さて、わたしたち全員でオーダーした「ほうとう」がひとつひとつ鉄なべに
盛られてはこばれてきました。
まあ、いままで私が知っていた「ほうとう」とはかなり異なる「ほうとう」です。
まず、みそが違います。そして、お汁のなかに、ぽつぽつと浮かんでいるのは、ひき肉です。
具としては、さつまいも、かぼちゃ、しめじ、白菜、なす、しいたけ、だいこん、ごぼう、長ねぎ、
そして、おあげさん、いろどりに三つ葉がのっています。じつに具だくさんの「ほうとう」です。
いつも熱くてなかなか食べられないのが「ほうとう」ですが、ここのはほどよい熱さで
出てくるので、つるつるとほうとうを吸い込みながら食べられrます。
かぼちゃもさつまいもも煮崩れていないので、しっかりとたべることができます。
とろみのある汁と、ほうとうがよくマッチしていて、いわゆる「ほうとう」とはまた別の
ものといえばいえるような、でももう一度食べてみたくなる、そんな「ほうとう」でした。